赤ちゃん・子どもの日焼け止め選び方!成分で見たおすすめはどこ?

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photo credit: 小海女 via photopin (license)

今や赤ちゃんにも日中外に出かける際、日焼け止めを塗ってあげることはすっかり当たり前になりました。

そこで心配になるのは、

赤ちゃん・子どもの肌に安心な日焼け止めはどれか

という問題。様々なメーカー、価格帯もバラバラ、一体どれを選べば良いの!?と思ったことがある方も多いと思います。

勿論、子どもによって肌の質やアレルギー有無など条件が異なりますから、これが正解!と一般的に申し上げることは簡単には出来ません。

じゃあ、どう選ぶか。

一つの選択肢として、環境省が作成している紫外線環境保健マニュアルを参考にすることをお勧めします。

こちらはネットから閲覧可能で、成分が細かく記載されているので、パパママが我が子にあった日焼け止めを選ぶ時に大変参考になります。

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赤ちゃん・子どもの日焼け止めの選び方・成分をチェック!オススメは?

日焼け止めにはクリームなどの成分の他に、紫外線防止剤という成分が含まれています。

この紫外線防止剤は、さらに分類すると

  • 紫外線吸収剤(有機系素材)
  • 紫外線散乱剤(無機系素材)

この2種類に分かれます。

これらの数種類の成分が組み合わされて日焼け止めは作られているのですが、これら2種類にはそれぞれ特徴が異なります。

それぞれの特徴をあげると次の通り。

紫外線吸収剤(有機系素材)の特徴

  • 白くならない
  • まれにアレルギーを引き起こす場合がある

紫外線散乱剤(無機系素材)の特徴

  • やや白くなりやすい
  • アレルギーを引き起こすことはほぼない

これらの特徴から、赤ちゃん・子ども向けにオススメの日焼け止めは、紫外線散乱剤(無機系素材)を使った日焼け止めが安心とされています。

紫外線環境保健マニュアルにもこのように書かれています。

子供用として売られているものや 、 皮膚の敏感な方用の日焼け止めは紫外線散乱剤のみを含んでいるものが多く、「紫外線吸収剤無配合」とか「紫外線吸収剤フリー」あるいは「ノンケミカルサンスクリーン」といった表示がされています。

日焼け止めの成分表

では具体的に紫外線散乱剤(無機系素材)とはどのような成分を指すのか。逆に紫外線吸収剤(有機系素材)で避けたい成分はどのような成分か。

代表的な成分はこのようになっています。

紫外線吸収剤(有機系素材)の主な成分(できれば避けたい方)

メトキシケイヒ酸オクチル
ジメチルPABAオクチル
t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン

紫外線散乱剤(無機系素材)の主な成分(できれば選びたい方)

酸化亜鉛
酸化チタン

他に考慮すべきこと

大人なら使えるメイク落としも、赤ちゃん・子どもに使うことは出来ません。

なので、選ぶ際は「毎日のお風呂・石鹸で簡単に日焼け止めを落とせる」ことも重要です。
紫外線から肌を守れても、日焼け止め自体が落とせなくて肌荒れしてしまっては元も子もありませんからね。

各メーカー日焼け止めオススメは?

各メーカーの代表的なものを見ていきましょう。

アロベビー

★SPF20 PA+〜++★

★成分★

全成分 : 水、酸化亜鉛、ラベンダー花水*、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ジイソステアリン酸プロパンジオール、テトラデカン、プロパンジオール、ス テアリン酸ポリグリセリル-10、ステアリン酸グリセリル、ラウリン酸ポリグリセリル-10、オリーブ油*、カプリル酸グリセリル、グリセリン、シア 脂*、セテアリルアルコール、シリカ、ホホバエステル、キサンタンガム、グリチルリチン酸2K、トコフェロール、オリーブ葉エキス、ダマスクバラエキ ス*、ラベンダー油*、BG、ヒアルロン酸Na、キイチゴ果汁*、カニナバラ果実エキス*、タチジャコウソウ花/葉エキス*、ラベンダー花エキス*、キイ チゴエキス*(*印はオーガニック栽培原料)

参考:Amazonより

こちらの商品は、開発から生産まで全て日本で行っているとのこと。
合成された紫外線吸収剤を一切使用せず100%天然由来成分を使用した日焼け止めで、敏感な赤ちゃんの肌に負担が少ないです。

アウトドアに便利なミストタイプもあります。

エルバビーバ

★SPF 30 PA+★

★成分★

全成分:アロエベラ液汁*、酸化亜鉛、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ヒマワリ種子 油*、ホホバ種子油*、ラウリン酸ポリグリセリル-10、オリーブ果実油*、ヒマシ油、ステアリン酸ソルビタン、水添ロジン酸メチル、硫酸Mg、ローマカ ミツレ花油*、ラベンダー油*、ポリアミノプロピルビグアニド、トコフェロール、水(*はオーガニック成分です)
参考:Amazonより

※6ヶ月未満のお子さんに使用する際は、医師への相談が必要だそうです。

まとめ

日焼け止め選びにしても他のベビー用品にしても、何を基準に選ぶかが分からないと、いざ選び取る時に困ってしまいますよね。

ましてやネットのランキングなども、いくら上位でもその子に合う合わないは全くの未知数ですし。

成分を見て判断材料にする

ことができれば、ネットのどこの誰が勧めているかわからない情報の波にも、そこまで迷わせられなくて済むと思います。

我が子にあった日焼け止め選びに参考にしていただければ幸いです。

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