最近とあるツイートが目に止まりました。

現在大学四年生のいわたさんが、就活で40社落ちてしまい、卒業後フリーランスとして生きていくことを決めたという記事。

というか文章の最後にさらっとブログで4〜5万稼いでいるということを書いていて普通にすごい^^;

多分問題なくフリーランスで生きていくバイタリティーある方なんでしょう。

ところで私も就活には大分つまづいた1人でして。
一般的な就活とは少々異なる道を辿ってたのを思い出しました。

私は音大に通っていたのですが、音楽の道には行かず一般企業に就職しました。

人と違った音大生就活の道

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大体一般的な就活時期と言ったら大学三年生の後半〜四年生の前半ですよね。

自分も当初は企業説明会に参加したり一応就活っぽいことをしてたんですが、自分の気持ちと行動に違和感が出てきて、途中で就活を中断しました。

しかし大学四年生の冬、卒業間近に再度就活再開

結局、日本にいれば誰でも知っているような大手企業(どことは書きませんが)に就職。事務仕事に就きました。

普通に福利厚生が整っていて働きやすく産休育休も問題なく取得。

もう既に育休復帰し、気づけば新卒から10年以上働き続けています。

特殊な音大の就活事情

私は音大生だったんですが、まあ音大というのは普通の大学と就活模様は全く違います。

一般企業を選択するのは少数派

当然ながら楽器なり歌なり音楽を学ぶために入学してますので、みんな卒業後というのは

  • 演奏家
  • 楽器の講師(YAMAHAとかカワイとか)学校の音楽教員
  • オーケストラ員
  • 個人教室の先生

がほとんどで、一般企業に就活する人は少数派でした。
まあ音大なんで当たり前といっちゃ当たり前なんですが。

就活の温度は低め

音大という特殊な環境もあってか、就活に対する温度はとても低いように感じました。

中にはガチお金持ちもいたので、就活なんてしなくても全く困らない人もわんさか。

そんな環境であったのと、わざわざ音大まで行ったのに一般企業に就職するってどうなの?というもやもやした気持ちが常にあって。

何も考えず音楽ばかりやって他の勉強をあまりしてこなかった自分にとって、「他の一般的な大学で相応に勉学に励みバイトに励みそして就活に励む人たちの群衆に入っていく」ことがとても違和感を覚えるのでした。

面接どうする?という問題

面接で、

  • 「なぜ音大に行ってたのに我が社を志望したの?」

なんて聞かれて、他の普通の大学生に比べて専門的過ぎる分、こじつけが難しい。

とか、

  • 「卒論は何を?」

と聞かれて、卒論はありません。卒業演奏でした、なんて言っていいんだろうか。

とか。

そんなことを色々考える内に身動きが取れなくなってしまったのです。

しかし今考えれば、そもそも音大に入学する時点で、就活に困ることは目に見えて分かってるのだから、もっとしっかり対策なりすれば良かったのだと思う。

今もそうですが、つい嫌なことは考えずに逃げてばかりいたので、いざ就活の時期になってからめちゃくちゃ悩みまくることになったのでした。

音大出身だって他の業種で活動している人は沢山いる

例えばフジテレビのカトパンこと加藤綾子さんは音大卒。

今は不倫問題で残念ながら降板してしまったけれど、元NHKお天気コーナー担当の岡村真美子さんもん音大卒。

結局は本人の資質や性格で、いくらでもやりようはあるのだから、「音大生」を盾に嫌な就活から逃げていたのかもしれません。

その証拠に当時の私は総合職と一般職の違いも分かってなかったですからね(笑)

就活せずに行ったこと

あえて就活から離れようと、私はあろうかとか新規オープンのメイド喫茶でバイトすることにしました(笑)

新しい店の従業員募集でゼロから関係構築できるし先輩後輩気にしなくていいから気楽だったので。

下は高校1年生、上は25歳位と、色々な年齢の女の子が集まっていました。

初期スタッフということもあり、人見知りのボッチですが、なんとかみんなと仲良くできました。

また「メイド喫茶」という場所柄、少し変わった人達ばかり。女の子もお客さんも。(自分も大概だが・・・)

色々な境遇の人との関係構築は、とても自分の中で新鮮でした。

メイド喫茶で学んだこと

男性は好みの女の子と眼中にない女の子との態度の差が分かりやすすぎるとか、2ちゃんの店のスレで女の子の序列がつくと炎上するとか、年齢に関係なく高校生でもしっかりしている子はしっかりしているし、逆もしかり、とか色々気づいたことはありましたが、一番学びは、

自分のこだわってきたことってなんだったんだろう

ということに気付くことでした。

メイド喫茶でバイトしている子の環境は様々で、高校生以外をあげてみると、

  • 同じ大学生
  • 浪人生
  • 専門学校生
  • 高卒でずっとフリーター
  • 声優を目指し声優学校に通っている
  • 家出中

など、いままでの人生に関わってこなかった人ばかり。人の数だけ色々なバックボーンがある。

大学四年生だけど就活せず悩んでいる自分

という自分の立ち位置も、それまでは「人に言えないとても惨めでありえない存在」くらいに思っていたのが、別に何てことない、普通の人生の1シーンだな、と。

自己否定間感が大分薄れました。

世の中の流れ的に、春になれば大学受験のニュースをやって、就活のニュースをやって、入社式のニュースをやって。なんていうのもあくまで1パターンに過ぎない。

こうでなければいけない、という自分の中のルールをガチガチに決めてしまって他の道が見えなくなるのは少し違う、と思いました。

まあ、勿論色々な考えがあって、「こうじゃなければ愚かだ!」なんて考えの人もいると思いますが。まぁ人は人、自分は自分でいいんだ、と。

大学四年生冬に就活再スタート

考え方がとても楽になった私は、大学4年の冬に再び遅い就活をすることにしました。

この時にはすでに音大生というしがらみはなく、清々しい気持ちがありました。

新卒紹介派遣を利用

紹介派遣、とは当初派遣社員として入社、その後正社員にそのままチェンジするという業務形態なんですが、これを利用することにしました。

大手有名企業の事務職へ

もう名前も知らない会社について調べながら就活するよりも、自分でさえも知っている位の有名企業ならいいやー!と。それくらいの軽い気持ちで就活(笑)

勿論志望動機も聞かれましたが、「本番の就活」より大分緩い分、ストレスは少なかったです。

当初は大手企業の事務子会社社員、ということでしたが、数年後たまたま子会社吸収があり、結局大元の大手企業在籍になり、いわゆる「一般職扱い」になりました。

こうやって書くと、
女だからイージーモードなんだ
事務職(一般職)なんて、総合職に比べて簡単過ぎる。給料も低い
派遣社員なんて大卒のなるもんじゃない

こう思う人もいらっしゃると思いますが・・・。

ちなみに、新卒紹介派遣は女性ばかりだったけれど男性もいることにはいました。
そして大元の企業在籍に変わってから努力して職種転換して総合職に行った人もいました。

私の場合、会社がとてと居心地良かったので、仕事は今も事務ですが、10年以上たった今でも続けています。

人生人それぞれ。就活だけが人生じゃない

就職して10年以上働いてきてつくづく思います。

頑張って就活した先には確定的なものはない、と。

バリバリ総合職だけど入社してすぐメンタルやられて退職した人
起業してやめていく人
すぐ結婚し産休育休とる人
妊娠をきっかけに仕事を辞める人
一年以上病欠で休みっぱなしの人
ありえないスピードで出世する人
普通の事務方だったけど美人で優秀なため重役秘書になった人

見渡してみると本当に色々です。

数年のうちに沢山の人たちを見、会社の変化も沢山ありました。

環境も。気持ちも。
会社も。個人も。

常に変化していて、確定的なものは無いんですよね。

まとめ

なんだか、音大生の就活について書こうとしたらなんか一般的な就活メンタルの話になってました。

最後に、今はこんな書籍もあるようです。ご紹介。

あー、自分が学生時代に読んでおきたかった。

以上、ドッチでした。

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