大変有名な絵本なので、ことさら取り立てて紹介するのもなんなんですが、この間病院に行った時置いてあったので初めて1歳3ヶ月の娘に読んでみたら、予想外な反応でした。
ちなみにクソ下手なサムネイルは、スマホで書いた渾身の駄作です。
目次
ねないこだれだとは?
絵本作家のせなけいこさんの代表的作品です。1969年出版!!もうすぐ半世紀。時代を超えて愛されている絵本です。
あらすじは、夜に寝ない子どものもとにおばけが来て、お化けの世界に連れてってしまうというお話。
手でちぎったような貼り絵独特のいびつさがまた不思議な印象を醸し出します。
せなさんは、この絵本の他にもたくさんの絵本を出していらっしゃって、Wikipediaを見ると、1969年に「いやだいやだ」を出版してから、ほぼ毎年くらいなペースで最近まで新作を出版されていらっしゃるようです。精力的ですね!
ちなみにせなさんは、売れる前は銀行員やCMプロダクションのコピーライターもしていたのだそう・・・色々な顔があったんですね。
1歳3ヶ月の娘に読んであげた際の反応①
現在1歳3ヶ月で、まだおばけ=怖いという概念が無いようにも思える娘にこの絵本を読んでみました。(鬼は怖がるんですけどね)
案の定、おばけはまだ怖くないようで、ゆっくり読んであげるとニヤニヤ笑ってはおばけをナデナデ。
やっぱり、まだおばけとか分かんないよね。そういえばいつくらいからおばけが怖いって思うんだろう・・・?なんてふと思ったんです。
子どもの恐怖といえば。
そういえば少し前にスマホアプリの「鬼から電話」ってありましたよね。鬼からあたかも本当に電話がかかってくるようなアプリで、言うことを聞かない子どもを聞かせるようにする、という。その時たしかとっても賛否両論ありました。
恐怖で思い通りにさせようとするのは虐待だ!とかトラウマになる!とか。
確かに恐怖を与え相手を支配しようとすることは、よくないと思います。
ただ、それとは別で怖いと思う気持ちって同時に嬉しい、とか楽しい、とかと同列のある種の人間が持たなければならない感情の一つだし、例えば怖いという気持ちがあるから身の危険の回避ができたりもするわけですよね。
夜は危ないよ、とか悪いことをすると地獄へ落ちるよ、とか妖怪が出るよ、とかも、昔から親が子どもを育てる時しつけ的な意味合いで使ってきたことですし。
私も、小さい頃今年白寿のおじいちゃんには、散々悪いことすると地獄へ落ちるよ、と言われて育ちました。やっぱり言われると、地獄に落ちたくはないから良い行いをしよう!って思いましたね、子供ながらに。
あと、鬼と言えば東村アキコの「ママはテンパリスト 4」でも、息子のごっちゃんの言うことをきかすときに、鬼があたかも本当にきてるかのように一生懸命演技して信じ込ませるところのネタがあるのですが、これがまたすごく面白いです。
作品内で紹介している「絵本地獄」もすごく興味ある。もう少し娘が大きくなったら買いたいな。
1歳3ヶ月の娘に読んであげた際の反応②
話がそれました、そんなわけで全然怖がらなかったのですが、話の中盤で、夜に外を歩くどろぼうが登場するのですが、そのどろぼうの絵を見て、娘が一言、
「パパ!(指差し)」↓
爆笑しました。隣に座っていた他のお子さんのお母さんも笑ってました。
あ、タイトルの予想外の反応とはコレです。
たしかにヒゲ濃いよね・・・ジョリジョリしてるもんねw
おばけよりどろぼうが気になる娘でした。
まとめ
という訳で、絵本ってこのように読む!っていう正解は無くて、様々な楽しみ方がありますよね。月齢によっても反応が全然違ったりもするし。
ちょっと前までは絵本を読んでも紙を破ろうとしたりしてた娘も、今は色々な種類の絵本をそれぞれ楽しめるようになってきました。
もう少し大きくなったらおばけがこわい~ってなるのかな?
以上!
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また、月齢に合わせた絵本の紹介ページもあるので、
「うちの子、今○才だけど、どんな絵本がピッタリだろう?」
と思ったらすぐ探すことができます。ちなみに「ねないこだれだ」は、2~3歳児にオススメの本として紹介されていました。
他にもランキングや、著者の方のサイン入り本が販売されていたりもします。