photo credit: SAKURAKO. Sleep in car. via photopin (license)
新生児、とりわけ生まれてほやほやの生後0ヶ月の赤ちゃんは、ふにゃふにゃ。その上折れてしまいそうな位細くて小さくて。頭のちょっとした角度にも気を遣わなければなりませんし、常にハラハラ・・・。
しかし退院や検診その他等、どうしても新生児を連れて移動しなければならない時もあります。
車がある方は良いですが、無い方はタクシー移動という方も多いでしょう。
うちの場合娘が0ヶ月の時、東京〜横浜一時間程ののやや長距離移動で、「キッズタクシー」という新生児OKチャイルドシート(ベビーシート)有りのタクシーを利用しましたが、とても良かったです!ということでご紹介したいと思います。
目次
新生児の時に長距離移動を経験。キッズタクシーにて。
病院からの退院や、その後の検診、やむを得ない移動の機会がある方も多いでしょう。
うちの場合、生後しばらくして、車で約一時間ほどのやや長距離移動したことが4回かありました。
ちなみに生後0ヶ月〜1ヶ月にかけての移動スケジュールはこんな感じでした。
- 生後9日
①退院(台東区)→里帰り先(横浜)へ。この時は父運転自家用車にて。 - 生後18日
②生後2週間健診のため再度横浜→台東区自宅へ移動。この際「キッズタクシー」を利用。
(ちなみに自宅から病院までの行き帰りは、近いので普通のタクシー)
③病院が終わり再び帰り台東区→里帰り先横浜へ。この時は父運転自家用車にて。 - 生後27日
④里帰り先(横浜)→台東区の自宅へ。この時は父運転自家用車にて。
大体はチャイルドシートつきの自家用車で送迎してもらいましたが、②の2週間検診の時はどうしても車が出せず、キッズタクシーを利用しました。
せいぜい一時間くらいの場所でも、新生児との移動は常にハラハラ。
事故にあわないかはもちろん、ちょっとした衝撃や首がカクンとなったら、とか体の負担になっていないかな?など、同乗していて気が休まりませんでした。
そもそも新生児でタクシーの場合、チャイルドシートは必要?不要?
道路交通法によると、タクシーやバスはチャイルドシート等の使用は免除されています。
Q9 バス・タクシー等に乗るときにもチャイルドシートは必要ですか?
使用義務は免除されます。
(道路交通法施行令 -第26条の3の2第3項第6号-)
ちなみにタクシーやバスのケース以外でもチャイルドシート等が免除される場合もあります。
- 授乳等の日常生活上の世話でやむを得ない場合
- 座席の構造上チャイルドシートが装着できない場合
- 応急救護
- チャイルドシートを着けると人数が乗り切れない場合
等。
しかし、これらはあくまで道路交通法上の規定で「やむを得ない場合」の免除扱いなので、安全面上は、可能な限りチャイルドシート等を取り付けることが必要。
特に私の場合、あらかじめいく日にちも決まっていましたし、高速道路も利用しますし、新生児OKのベビーシート付きのキッズタクシーは必須だなと思いました。
※ちなみにチャイルドシート・ベビーシート等呼び名が違いますが、このように定義されているようです。
- ベビーシート
- 首のすわっていない乳児を寝かせるタイプです。原則として後ろ向きに使用します。年齢の目安は新生児から生後10か月くらいまで。体格的には体重10kg未満で、身長70cm以下。
- チャイルドシート
- 前向きのみで使用するものと、前向き・後ろ向き兼用タイプがあります。年齢の目安は1歳から4歳くらいまで。体格的には体重9kgから18kg程度で、身長100cm以下。
- ジュニアシート
- お尻の下に敷き、座高を上げることで3点式シートベルトをそのまま使用します。年齢の目安は4歳から10歳くらいまで。体格的には体重15kg以上で、身長135cm以下。
おおよそ上記のようになっています。使用に適する身長・体重等、また各シート兼用タイプの有無等は、各社の製品により異なります。
日本交通の「キッズタクシー」を選んだ理由
新生児OKで予約ができるサイトを探したところ、日本交通の「キッズタクシー」が良さそうでした。
- 新生児申し込みOK
ホームページで「新生児の退院」でも利用できる旨明記されていました。 - 長距離OK
里帰りや空港利用等の長距離も対応していることも確認できました。 - スマホからの申し込みOK
スマホから申し込みフォームに入力できて申し込みできるので、一時的にパソコンが使えなかった産後間もなくに大変助かりました。
!注意!
24時間以内の申し込みは不可能のようなので、早めに申し込みが必要です。
「キッズタクシー」申し込み方法
日本交通の「キッズタクシー」のページからの申し込みとなります。
日本交通ホームページ
↓
▼観光・サポート・キッズ予約
↓
エキスパート・ドライバー・サービスのページ
↓
キッズタクシーのページ
「お申込みフォーム」より申込みします。
「名前」や「利用場所住所」や「利用人数」などを入力。
特に、「子どもの身長体重」は、体格にあったチャイルドシート等を取り付けてもらうために必須です!
また、特記事項欄もあり、私は娘が新生児でもやや小柄(当時2700g)だったのでその旨記載しました。
「キッズタクシー」を実際利用した感想口コミ
検診日の数日前に申し込みフォームより予約。
会社より電話があり、内容の確認。
申し込み当日は、時間ピッタリよりやや早めにタクシーが到着。
優しそうな男性ドライバーの方でした。
タクシーには、新生児OKのベビーシートが設置されていて、まだまだ小さい娘も使える種類のベビーシートでした。
タクシーの外側には、「赤ちゃんが乗ってます」ステッカーも貼られていました。(*^^*)
横浜から台東区なので高速道路を使ったのですが、銀座辺りから渋滞となってしまいそうだったので、運転手さんの素早い判断で、高速道路を手前で抜けて一般道へ。
お陰様で渋滞にもはまらず、時間に余裕を持って到着できました。
金額は、横浜〜台東区、高速道路込み料金で、13210円でした。
まとめ
とてもスムーズで気持ちよく利用できました。
勿論、新生児以降様々なシーンでも利用できるサービスなので、今後も是非利用したいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
新生児の移動についての記事も書いています。
出産予定の方、新生児連れでの移動予定のある方、ご参考くださいませ。