妊娠7ヶ月での妊婦検診は、2週間に1回の頻度。
エコーから推定体重を試算すると以下のような胎児推定体重でした。
25週2日・677g
27週0日・785g
ちなみにこの時期の平均推定体重体重は以下の通り。
25週0日・・・546~771g
27週0日・・・742~1023g
平均からはみだしてはいないものの、健診にて「赤ちゃんが小さめ」との指摘があり、
臍帯辺縁付着
臍帯卵膜付着
どちらかの可能性もあります、と主治医に言われました。
聞きなれないこの2つの単語。当時は検索魔となって、色々調べまくりました。
目次
臍帯辺縁付着と臍帯卵膜付着とは?
文字の意味を考えれば、大体想像がつきますが、
- 臍帯→臍の緒
- 辺縁→中心部に対してその周りにある部分
- 卵膜→赤ちゃんを包む膜
- 付着→ついている
名前の通りですね。
本来臍帯が胎盤の中心付近に付着していて栄養が胎児に行き渡るのですが、その臍帯が胎盤の端についていることにより、栄養が行き辛くなっている状態が臍帯辺縁付着。
臍帯卵膜付着の場合さらに状況は悪く、臍帯が胎盤に付着せず卵膜に付着していて、胎盤とは細い毛細血管等でかろうじて繋がっている状態。
いずれの場合も、臍の緒の付いている位置が悪くて、栄養が胎児にいきずらい→子宮内胎児発育遅延になる
ということなのです。
臍帯辺縁付着や臍帯卵膜付着の原因は?
主治医に聞いたところ、原因などは不明であるということ。
しかし、一つ私は思い当たる所もあり。
思い返せば、妊娠判明してすぐ、今通っている病院とは別の個人クリニックでエコー時、「胎嚢が下の方についている」との指摘を受けていました。
その時は臍の緒の話までには及びませんでしたが、ひょっとして結果それが、臍帯辺縁付着や臍帯卵膜付着に通じているのではないか?など心配に思ったのです。
しかしいくらエコー技術が昔より上がったと言っても、子宮の中を直接見られる訳ではないので、臍帯辺縁付着や臍帯卵膜付着は、妊娠時点での診断が現代も難しい模様。
「出産後胎盤を見てみて初めて臍帯辺縁付着や臍帯卵膜付着が分かる」というケースもあるのだとか。
臍帯辺縁付着や臍帯卵膜付着の改善策はあるか?
「現時点で何かできることってないのでしょうか?」
とにかく赤ちゃんを大きくしなければ!という思いで主治医に聞いてみました。
「特にありません。ただ、胎動がいつもよりおかしいなと思ったら、すぐにでも受診してください」
とのことでした。・・・赤ちゃんが小さいせいか、あまり胎動が激しい方ではなかったため、結局いつもハラハラしっぱなしでした。
その後無事出産。自分の場合
すでに出産を終えているのでその後の経過を書きますね。
こちらの記事にも書いたように、妊娠中ずっと推定体重は平均体重ラインにはギリギリ入りながらも低めを維持。
しかし、胎児の成長が止まってしまうことはなく、少ないながらも臨月まで推定体重は増えていき、40週0日の診察では推定体重2435g!
まあ、この体重まで来れたなら体重の大きさの面は、ほぼ大丈夫でしょう!となりました。
・・・が、実際40週6日で娘を自然出産。
実際の出生体重は、推定より少ない2250gでした;
そのせいで少し入院期間は伸びてしまいました。
しかし、他の経過に不安な面はなく、その後も健康にすくすくと成長。
平均より小柄ですが平均値内、健康診査でも一度も引っかかることもなく、大きな病気もすることもなく、元気に毎日過ごしています。
結局、臍帯辺縁付着か臍帯卵膜付着かは分からずじまいでした。
個人的な体験談をブログに書く理由
私は産婦人科医でなければ医療従事者でもなく。
なので専門的な内容を患者側の立場で書くのは少しはばかられます。
なので、患者目線で主治医の先生にとの会話で知った情報や会話内容そのものを中心に情報を書いてきました。
妊娠出産の経過は人それぞれだし、仮に似た経過の人だって、自分の結果がイコール他人に当てはまるわけじゃない。
ではなぜ体験談を書くかというと、それは妊娠当時の自分が一番求めていた情報だったから。
臍帯辺縁付着とは?や臍帯卵膜付着とは?など医学的なことも勿論知りたかったですが、それよりも知りたかったのは、
実際「臍帯辺縁付着」や「臍帯卵膜付着」と診断された人はその後どのような経過(無事出産できたか、健康な成長かなど)を辿ったのか
ということだったんですよね。
勿論他人の経過を知ったからといって自分に状況に変化がもたらされることは無いのですが、
知識として一つでも多くのモデルケースを知っておきたいという「気持ちの面での知的欲求」が強くあったのです。
一方あまり気にし過ぎるのもよくない、とも言われましたので、ネガティヴな気持ちに流されないよう上手く気持ちをコントロールしながら妊娠7ヶ月を過ごしました。
まとめ
というわけで妊娠7ヶ月の記録でした。
赤ちゃんの成長の心配はあったものの、母体の体調はすこぶる良かったので、この月には箱根旅行に行ったり毎週映画を観に行ったり。
身体に無理のない程度で夫婦水入らずの時間を沢山作り、楽しく過ごしました。(これはまた別の記事にも書きたいと思います)