photo credit: Japanese Yen Bills via photopin (license)
最近、ブログでマネー術の紹介する記事を多く目にします。
先に言っておくと、マネー術系のブログは為になることも多々あるし、読むことによってモチベーションが上がる記事も大変多いし、読むこと自体は興味のある分野だし、寧ろ自分は好きな方なの。うん。
なので、全くその類の記事を否定する訳でも批判する訳でも全く無いのですが。
しかし個人的に、読んでいてたまに「心がもやもや」する時があるんです。
あれ、なんでこんなにもやもやするんだ?ひょっとしてお金に対する嫉妬か?いや、違う、・・・違うと思いたい。
マネー術系ブログを読んでもやもやする時
どんな時にもやもやするのか。
突き詰めて考えた結果、
収入を明かさず貯蓄金額だけを大っぴらにしている記事に出くわした時
この時にどうやら私はもやもやするようです。
自身のお金が貯まった本当の理由を明確にしないと途端に胡散臭い
マネー術を書く方で、FP1級や2級程度の資格も持つ人、仕事で携わる人など、肩書きがある方以外の人が書く場合、基本的に
自分は○年で○○万貯められた!
↓
自分の経験則から、貯蓄にはコレとコレとコレが大事!コレがオススメ!
こんな風に書く人が多い。
そりゃそうだ。
自分自身貯蓄の全くできない人がどんなに素晴らしいマネー術の記事を書いたって説得性に欠けるものね。
例えば普通のやりくり上手な主婦が、
○○をしたから○○万アップした!
○○を改善したから○万アップした!
全体収入○○万、内副業○○万、支出が○○万で、一年で○○万貯蓄できた!
ということを、具体的かつ明確に書いている記事は、とても説得性があるし、好感が持てるんです。
しかしここを抽象的にしている記事ばかり目についてしまう。
みんな○○万貯まった!とは記事タイトルにするくらい大っぴらにするのに、「○○万の収入があった」という重要な情報を開示している人がほぼ見受けられないのです;
一番知りたいのはぶっちゃけそこ。
いくら年100万貯蓄できた!と言われても、年収300万の人が100万貯めた!というのと、年収1000万の人が同じことを言うのとじゃ、そもそも記事の本質が本来違ってくるはずですよねってこと。
ここが明確にされていないから、
公明正大にマネー術を謳っているように見えて、本当はこの人が貯蓄ができた原因、実は「ただ単に儲けまくってるから」が大きなウェイトを占めてるだけじゃないの?
と心の中でツッコミしつつ読んでしまうんですよね^^;
別にそれならその方向で、儲けに関してのがっつりした記事を別途読みたいものですが、公明正大なマネー論をうまく隠れ蓑にして大事な所はスルーしている気がしてなりません。
マネー術系のブログは変わりばえ無い記事になりがち
そして大概にして、どの記事も書いてあることは変わりばえせずほぼ同じ内容。
大体マネー術系のブログで書かれていることって、以下のことですよね。
- 家計簿をつけることで、家計の流れを知る
- 無駄な固定費を改める
- 副業で年収アップ
- 年収が増えても無駄な出費はしない
- ネットオークションやフリマや株主優待をフル活用
- 運用で増やす
- お金への意識を改める
etc。
多少違いはありつつも、これらのことを個人的な背景と体験談と入れ混ぜ、具体的に書き、時にアフィリエイトを組み込みつつ。
そんなこんなで、似たり寄ったりの記事ばかり。
まあそれも別に良いんです。
目指す目的は「お金を増やす」こと。それ以外の何者でもない。だから一緒の内容となるのは当然のことですからね。
それでも読むからにはやはり、内容に新しい発見や具体性が欲しい訳です。
さすがに、マネー界隈の有名ブロガーさん達はこの辺りすごく上手に書かれていて、いつも感心させられます。
まとめ
- 収入支出を明確にしたマネー術ブログが読みたい!
- 具体的な効果を数字で示さなければただの一般論でつまらない!
という勝手な一読者の希望でした。
とは言ってもまあ、収入を公開する人は少数でしょうし、こんなネチネチ思うんだったら、そもそもマネー術の記事を読むなよ!と言われちゃいそうですね(´ω`;)まぁいいや。
ブログなんて、個人の好き勝手に書いて良いし、他人が口出しすることがそもそもナンセンスですが、一読者としてはこう感じたりもするので、もし自分がマネー術系のブログを書く時にはこれらのことに気をつけようと考えた次第です。
一応FPや保険販売の資格は持っているので・・・。
しかしこんな意見を言ってみた自分ですが、そんなこと忘れて今後曖昧で抽象的なマネー術記事を書くことは大いにありうる(笑)
もしそうなっていたら、「おい!過去にこんな記事自分で書いてるぞ!」とコソーリ教えてください( ´ ▽ ` )ノ