知らなきゃ損!不動産仲介手数料を値引く意外と簡単な方法

住宅

ドッチです。

少し前の話なのですがマンション購入を考え結構真剣に物件を選んでいた時期がありました。

実際内覧、銀行の仮審査まで進んだものの・・・資金面の心配から申込はキャンセルさせていただくことに。

間取りも場所もとても気に入って申し分ない物件だったのでキャンセルはそれはそれは悔しい思いでした。(せっかく内覧に同行してもらった仲介業者さんにもなにやら申し訳ない気分に。)

が、同時に色々と学ぶこともありました。それは何かと言うと・・・

仲介手数料は時と場合によっては意外と簡単に値引きできる!

ということ。

と言うのも、自分達の体験談で言うと、むしろ仲介業者の方から

「仲介手数料を20パーセント割引くので、我が社で手続きしませんか?」

との先手の提案があったくらいなのです。まさかの相手からの割引交渉でびっくりしました。

その具体的な経緯を記事にしました。

※あくまで自身の体験談の中での個人的な意見なので、値切りを推奨しようとする記事ではございません。あと仲介手数料だって、いくら高いとは言え仲介業者の立場から考えたら様々なコストを見越しての金額ですからね・・・高いけど・・・。また、万が一値切ったことによって取引に失敗した場合なども責任は負い兼ねます(´・ω・`)

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不動産の仲介手数料とは?値段は?値引きOKなの?

仲介手数料とは

不動産仲介とは、不動産の売買で売主と買主の仲介を行ってくれる業種。その成功報酬が仲介手数料です。中古売買の場合は、売主側の仲介業者、飼い主側の仲介業者の立場が存在しますが、売り買い同じ業者が取り扱う場合と、別々の業者が取り扱うケース両方があります。

仲介手数料の金額

仲介手数料の上限は決まっていて、「売買価格×3%+6万に消費税8%」で計算したもの。

これがとにかく高い!
仮に自分達が買おうとしていた4500万の中古マンション物件で計算してみると、

4500万円×0.03=135万円
135万+6万=141万円
141万×1.08=約152万円

なんと、150万円超もかかってしまうのですorz

逆に言えば、この高い仲介手数料によって人件費や広告代、印刷代など、不動産仲介における多くの諸手続きができるのですね。

なるほど〜だから物件から会社への移動にタクシーを使わせてくれたり、まだ購入するかどうかも決めていないお金も払ってない状態のお客さんにも色々と親切にしてくれてたんだな〜と納得です。

さて、ここでの肝は不動産仲介手数料は、金額の上限のみが決まっているということです。
実際には金額はこの金額より下だって良い理屈。

しかし当然仲介業者は利益をより多く得たい訳ですから、基本的には上限一杯で請求してきます。

さて、そこをどう値切るのか。

仲介手数料の割引を持ちかけられた実際の体験談

私達は中古マンションで探していたので、何件か気になった物件があって、sumoのサイトから資料請求やそれぞれの物件を取り扱っている仲介業者さんに内覧希望を出して、何件かの不動産仲介業者さんとのやりとりがありました。

ちょうど気になる物件が二つあり(AとBとします)Aを内覧して気に入ってAを取り扱う仲介業者さんと面談予約をしつつ、次にBの物件の内覧も同時進行で行ってたんです。(中古マンションは早さが命!良い物件はすぐに無くなりますからね・・・)

そうしたらBの物件の方が断然気に入り、Bの仲介業者さんと先に面談することに。

申し訳ないので、すぐにAの仲介業者さんにキャンセルのご連絡をしたところ、なんと、Aの仲介業者さんから以下のような値引き交渉があったのです。

「そうなんですか〜残念です。でも、我が社もB物件を取り扱っておりますのでもし我が社で契約してもらえれば、仲介手数料を20パーセント割り引きしますよ?」

と、先手で値引き交渉を持ちかけられました。
(まあ、結局購入には至らなかったのでお話はここまでだったのですが)

仲介業者同士の競争で仲介手数料が安くなる

一部の物件を除いて不動産仲介業者はレインズという国土交通省が主管する情報ネットワークによって、会社の垣根を越えて様々な物件の仲介を行えるようになっています。

なので、こういったお客の争奪戦が起こりうるわけですね。

また、いわゆる誰もが知ってる大手業者ではなく、地元物件を多く取り扱う小規模な業者だったのでそういった多少融通を利かしてでも獲得していこう!ということができたのかもしれませんね。会社によっては値切りには絶対に応じない!としている会社もあるかもしれません。

それにしても体験談のケースで言うとB社で内覧などの面倒な手続きを押し付けて、ちゃっかりA社で契約だけはGET、仲介手数料もGETできるとなれば、確かに多少値引きしてでも客を取り込みたいという気持ちは分からないでもない・・・。

しかしこの場合、Bの仲介業者さんには大変申し訳ない感じになってしまうので、個人的には気乗りしないのですが・・・。
でも、仮に20%割引だとしたら
152万×0.8=約120万!!!
なんと、30万円も得になる計算!
う〜ん、心が揺れます^^;

仲介手数料を値切らない方が良い時・値切るのが不可能な時もある

勿論、値切るのは業者にとってあまり歓迎されることではないので、以下の時には値切るのは控えた方が賢明です。

・人気の物件で、申込が自分達以外にも複数いる時

仲介手数料を全額払ってくれるお客さんと値切りを希望するお客さんが競合した場合、当然のことながら全額払ってくれるお客さんを優先しようとするのは目に見るように分かりますね。

・良心が痛む時

先の自分の体験談のように多分A社で申込をすれば、ほぼ確実に値引きしやすい状況ですが、物件紹介をB社がしてくれて、しかもそれがすごく丁寧で優しい担当者からだったので断ってA社に乗り換えるのにとても心が痛んでしまいます・・・。
この場合、
「すみません、実はA社で同じ物件をたまたま薦められていて、そちらの方で20%仲介手数料を割引してくれると言ってるんですが、私としてはB社さんで申込したいんですよね、なんとかB社さんの仲介手数料を少し割引していただくことは可能ですか?」

と、ダメモトで持ちかけてみたら、運良く応じてくれることもあるかもしれません。

値切るのが不可能な時

仲介業者そのものが物件を所有しているケースは他社との競合がないため、上記の値切り方法は不可能です。

しかし、「多少手数料安くしてくれない?」と持ちかけることは勿論禁止されていないため、ダメもとでも言ってみる価値はあります。

購入の意志あり!と見込んだお客さんにはひょっとしたら多少値引いてくれるかもしれません。

まとめ

なんとなくの流れとしては、

あらかじめ家探しで数社不動産仲介業者さんを利用する

購入申し込みの際、複数の業者さんに相談してみる

という2ステップ。

不動産購入の際の仲介手数料は、とにかく高額なので、上手く値切ることができれば軽く数十万円は違ってきます。
しかし私は値切り上手な大阪の方でもないですし、過去に値切った経験と言えば引っ越しの時くらい。値段にしてたしか数千円。

でも、そんな自分でも時と場合によっては簡単に値切れそう、と思った経緯を記事にしました。

住宅購入はとにかくお金が掛かります・・・!
この仲介手数料の他にも登記費用やローン保障料や火災保険料や印紙代、その他もろもろ・・・。
これら全ては物件とは別に掛かるお金なのです!
これに手付金や頭金も入れたらお金はいくらあっても全然足りないと感じてしまいますよね・・・。先立つものはお金、とはよく言ったものです。

以上!ドッチでした。

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