先日娘が1歳7ヶ月になりまして。とうとう卒乳を実行致しました。
「1歳を過ぎる周りの状況が分かってくるので逆に固執してしまったりと卒乳が大変」
と聞いたこともあったので色々心配だった卒乳。
「おっぱいが張りまくって痛くなる」
というのも必ず聞いてたので嫌だな〜と憂鬱だった卒乳。
しかしいざ行ってみたら意外とスムーズにできました。
しかも、おっぱいの痛みも全くなしでした。ラッキー♪
というわけで、我が家の卒乳方法と進め方をまとめます!
※ちなみに「断乳」と表記するか「卒乳」と表記するかで大分悩みましたが、一応スパッと辞めるわけではなく、心の準備を事前にさせてから卒業させる・・・という進め方だったので、「卒乳」と表記させていただきました。
目次
卒乳時の母乳状況と方法
卒乳時、娘は1歳7ヶ月。生後5ヶ月から平日日中保育園に通っているので、平日日中は完全に牛乳や別の水分摂取。母乳は主に
- 保育園から帰宅後
- 就寝前
- 起床後
のみでした。
土日はもう少し多めで、日中に「まんま〜(おっぱい)」と泣くと2~3度あげていました。
おっぱいの方も、生活リズムに合わせて夜〜朝にかけて少し張る感じです。
しかし私はどちらかと言うと差し乳(おっぱいが必要な時のみ必要量出て、普段あまり張ったりしないタイプ)傾向なので、すごくパンパンに張ったりはしていませんでした。
とりあえず、
①卒乳する日を娘に伝える
②卒乳。それ以降は母乳を完全に与えない
③たまに搾乳する
という方法で進めることにしました。
我が家の卒乳の進め方
3週間前〜断乳前日
「○月○日におっぱい卒業だよー」(テンション高め)
とカレンダーを見せながら何度も声をかけ続けました。
娘は最初は ? という感じでしたが、何日も続けてくると、「ん〜ハハッ」と、今まで聞いたことのないミッキーマウスのような笑いをするようになりました。(なぜ)
急に止めておっぱいが張るのが嫌だったため、あげていた量も少しずつ減らしていきました。
この期間は結構悩んだりもしました。ある時はあげたりある時はあげなかったりだと娘も??となって辛いだろうし、いっそサクッと断乳しちゃった方が良いかなあとも思ったり。
しかし最初にもう日にちを決めちゃったし今更動かすのもなんだかなー、と思ったので、当初の予定の日取りは変えませんでした。
そして、断乳の日が近づくにつれ、さらにテンション高めに、
「すっごいなー!あと○日でおっぱいバイバイでお姉さんだね!!」
と、気持ちを盛り上げてあげました。
断乳1日目
保育園から帰って、ソファに行ってしまうと、「まんまー」となってしまうので、そうならないよう即夕食!
終わったら大好きなアンパンマンの歌のDVDを見せ、気分をおっぱいに向けさせないようにしました。
お風呂は夫に入れてもらいたかったのですが、残業で帰宅できなかったので私が入れました。
断乳時は湯船に浸かって温まると母乳分泌が促進されるので避けた方が良い、と本に書いてあったので私はシャワーのみ。
入浴後は、抱っこで寝かしつけました。意外とあっさり縦抱っこでご就寝。
無事丸一日、おっぱい無しの日となりました。1年7ヶ月ぶりの休乳房日。
あまりにスムーズ過ぎたので若干拍子抜けしました。
断乳2日目
この日は土曜日。なるべく外出して、おっぱいのことは思い出さないようにさせました。そのおかげか、日中おっぱいをねだることは一度もなし。
夜も日中沢山遊んだためか、この日もサクッと就寝。
お祝いでお昼にお寿司を食べに行きました。(散歩中でちょうど娘はベビーカーで昼寝していてくれたので)
断乳三日目
この日は日曜日。
2日目と同様。お昼寝で若干ぐずりましたが、エルゴでずっと抱っこしていると、しばらくして寝てくれました。
断乳4日目
この日は月曜日。普通に保育園に通園。日中先生に聞いても特に問題はなかったようです。
しかし帰宅後、「帰宅→ソファ座る→授乳」が今までのルーチンだったので、ソファを見て「あっ・・・」という表情になっていました。
さすがに子どもながらにアレッ?と思ったのでしょう。
しかし泣いたりといった要求はせず、ちょっと気をそらせてあげるとすぐに気持ちを切り替えてくれました。
また、読んでいた本に、
断乳後3日間は母乳をしぼらず溜め3日後に一度搾乳、
その後は5日~1週間毎に3~4度繰り返す
と書いてあったのでこの日に一度搾乳しました。
さすがに差し乳とはいえ3日間の断乳は初めてだったので少し張っていました。が、痛みなどは無かったです。むしろおっぱいが軽くなって良かった!
断乳5〜8日目
とっても順調。しかし「歯ぎしり」を多めにするようになり、口さびしいのかなあとも思いました。
断乳9日目
母乳二度目の搾乳。少しだけ張りはありました。
搾乳すると、以前よりはぴゅーっと出ず、ゆっくり出てくる感じ。
ところどころ乳腺が塞がってきたのか、液体として出ず、固体化で出てくる時もありました。(白いカスみたいな)
身体は着実に母乳の役目を終わらせようとしているんだなあ~と感慨深くなりました。
断乳10日目以降〜
すっかりおっぱいを気にせず生活できるようになりました。
おっぱいはやはりサイズダウンしたという印象です。
ま、もともと大きい方でも無かったし、別に気にしません。
張りも一切なくなり、「ああ、妊娠中から自分にしてはおっぱい大きめになったのは、完全に母乳成分が溜まってたからで、自分の実力じゃなかったんだな」と改めて実感しました。
まだ少しは母乳が出るかもしれないのでl完全に出なくなるまで1週間毎くらいに数回は搾乳する予定です。
参考にした本
妊娠中本屋で見つけたこの本を参考にしました。
断乳・卒乳に限らずおっぱいにまつわる与え方や目安量、低出生体重児の場合はどうかなど、大変参考になる内容ばかりでかなりオススメです!
断乳して良かったこと
自分が疲れにくくなった
母乳は元血液。やはり毎日あげている中でかなり、自分の体力を使っていたようです。
いつも夜にへとへとでしたが断乳したら夜も少し体力が残るようになりました。
楽になった(特に夜)
おっぱいをあげている間は「絶対に今の気分はおっぱい!」と決めたらひたすら大泣きしていた娘ですが、いざ断乳してみるとピタっと止まりました。
夜たまに起きることはあっても枕元に水や麦茶の入ったストローマグを置いといてそれを少し飲ませれば、一人でコロンと寝てくれるようになりました。(ぐずる時もありますが)
離乳食をよく食べるようになった
保育園だとまだマシだったのですが、断乳前、家で離乳食がなかなか進まず心配でした。
しかしおっぱい卒業後は、食欲が目に見えるくらいの変化でよく食べるようになりました。
これから断乳卒乳するママに伝えたいこと
断乳も卒乳も人により考え方や子どもの性格、環境等で人それぞれですが、もし1歳半年くらいになって、
「おっぱいどうしよう・・・2歳くらいまで続けるか、今やめるか、今やめたらちゃんとスパっとやめられるかな、、」
と心配している方がいらっしゃったら、こんなケースもあるよ!ということで是非参考にしてください。
これから断乳卒乳するママの周りの人へ伝えたいこと
特に初めてのお子さんの場合、断乳卒乳ともにはじめての経験となるため、ちゃんと成功するか、とか子どもが悲しい思いをしないかな、などと不安になっているママもいるかもしれません。
仮に失敗してしまったとしても責めたりなんて絶対せず、ただただ見守ってください。そして、断乳卒乳時ママ以外がやった方が良いこと(例えばお風呂入れとか夜中に目覚めた時の対応など)を積極的に行ってあげてくださいね。
わが母乳育児について総括
私、当初はミルク育児を考えてなく、完全母乳育児をなんとなく目指していました。
しかしいざ産まれて低出生体重児で、ミルクを時間毎に飲ませなければならず、最初の頃は「ミルクよりの混合」。
その後「母乳よりの混合」を目指したかったので20分くらいずつ飲ませる頻回授乳で生後1ヶ月頃には無事成功。
http://mamanoheso.com/1month
しかし今度は保育園入園が近づくにつれ逆に哺乳瓶を受け付けなくなり必死にミルクも慣れさせ。
日中ミルク、それ以外おっぱいの生活を会社員しながら続けて。
そしてとうとう卒業・・・。この一年7ヶ月を振り返り、1日も欠かさずできた自分にお疲れ!!とまずは言いたいです。
最後に
ということで、とてもスムーズな卒乳記録でした。
○月○日卒業ね、という言葉は三週間の間にきちんと娘に伝わっていたみたい。だから、その日を境に自分からおっぱいをせがむことをしなかったのでしょう。
そんな娘の成長が何より嬉しい。そして今後はおっぱい関係なく今まで同様に沢山の愛情を注いであげようと思いました。