宝塚雪組「るろうに剣心」感想。家族に起きた3つの変化

娘はついこの間1歳9ヶ月になりましたが、先月1歳8ヶ月の時、とある運命の出会い(?)をしてしまいました。

それは、ズバリこちらです。↓


雪組宝塚大劇場公演 浪漫活劇『るろうに剣心』 [DVD]

最近夫がたまたまこの宝塚のBlu-rayを買ってきてですね、娘と一緒に観てたらですね、なんと娘に大ヒットだったようで、今までDVDのアンパンマン!アンパンマン!と言ってねだっていたのが変わって今度は「タカンマン!タカンマン!(娘は宝塚と言えない)」と常に言うようになりました。

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宝塚歌劇雪組公演「るろうに剣心」とは

大人気ジャンプ作品和月伸宏原作「るろうに剣心」初のミュージカル化。

宝塚大劇場にて今年2016年2月5日〜3月14日、東京宝塚劇場では2016年4月1日〜5月8日、公演のあった舞台です。

すでに映像化されて、現在Blu-ray版とDVD版が販売中。浪漫活劇『るろうに剣心』雪組宝塚大劇場公演ライブCDも出ています。

もともと両親ともにるろ剣好き

夫は小学生の頃からジャンプを毎週欠かさず購読してきて29歳の今でも継続中な元ジャンプ少年現ジャンプおじさん。

私はるろ剣で同人誌に目覚め、当時のスケブは宗次郎スケブ状態、学校の帰りは方向が正反対なのにアニメイトに寄り道してはグッズを眺め、アニメは毎週録画、勿論単行本も全巻集めていた典型的な腐女子。

宝塚に触れたのはほぼ初めて

Blu-rayという形ですが、宝塚の舞台をちゃんと観たのは初めてでした。

宝塚に触れたことと言えば、ほとんどなし。モーニング読者なので、はるや檸檬先生のZUCCA×ZUCA という、ヅカオタの日常を描く四コマ漫画は掲載されていると、読んでいましたが。

また、東村アキコ先生のママはテンパリスト では、東村先生自身がヅカオタでたまにそんなネタがあったり、息子のごっちゃんも宝塚大好きで「大江山花伝」を好んで観たりヅカメイクしたり・・・といった笑わせてくれるネタが沢山出てきます。

触れたことがあるのはそれくらいでした。

母は昔ミュージカルにはまったことあったよ

十年以上前、テニミュの初演を観てから、しばらく役者さんの追っかけしてました。
特にお熱だったのはこの方↓。

宝塚雪組「るろうに剣心」に家族でハマった感想

そんな我々ですが、宝塚雪組「るろうに剣心」を観てからというもの、家族全員がハマる結果になりました。

以下、順不同に思ったことを書いてきます。

とにかくみんな麗しい!

主人公格のキャラは勿論のこと、武田観柳もさることながら、もう比留間喜兵衛も伍兵衛も山県有朋もその辺のゴロツキも、とにかく登場人物全員麗しい!

明治維新後の世界観が宝塚にピッタリ!

すみません、宝塚について深く知っているわけではないのであくまで個人的な印象ですが、宝塚と言ったらやはり「ベルばら」の印象が強いわけで。
そんなベルばらにも似た豪華絢爛なシーン、るろ剣の一幕の終わりから二幕、明治維新後の華やかな社交場のシーンの中で物語が繰り広げられているのです。

話が完成されてる!

話の内容は、るろ剣初期の武田観柳あたりまでの話がメインでありつつも、原作には登場しない加納惣三郎というキャラとの対決がメイン。

すでに完結した話なので、原作では話の後半に登場するかつての妻・巴の話に然り、なぜ剣心が不殺の誓いを立てたのかの深い心情がきちんと表れてて。

初見の人が観てもるろ剣作品全体のテーマみたいなものが感じられるのではないかと思います。

所々のセリフも原作準拠

各キャラクターのセリフの一つ一つがかなり原作準拠なんです。

例えば、一幕の冒頭の方で桂小五郎と剣心の遊撃剣士のくだりとか。

観柳の「はろぉう」という挨拶まで。

原作を読み返して「あ!これも!このセリフも!」と発見する日々です。

雪組自体にもはまった

トップの早霧せいなさん(ちぎ)は、本当剣心ぴったり。もともとアニメの声優も元宝塚スターの涼風真世さんが演じているので、アニメの剣心と印象がかなり近い感じです。

トップ娘役の咲妃みゆちゃんも透き通るような綺麗な歌声や愛らしい演技、薫ぴったり、と言うかむしろ原作の薫よりみゆちゃんの薫の方が好きです*^^*

そして観柳役の彩凪翔さん!今回の舞台の中で一番観柳が好きになりました。原作よりもコミカルな舞台上の観柳を見事に演じきっていて、ひきこまれました。
まさか原作を読んでいた約20年前は、まさか約20年後に観柳好きになるとは思いもしなかった・・・。

他にも書くとキリがないですが、今回で退団されてしまった大湖せしる様、美しすぎる月城かなと様、かわいい彩みちるちゃん、永遠輝せあちゃん、煌羽レオちゃん、水沙瑠流ちゃん・・・

専科の夏美ようさま、美城れんさま・・・

ああ、書ききれない。

好きになりすぎて辛いので、先日日比谷の宝塚ショップで、宝塚おとめ 2016年度版 (タカラヅカMOOK)を買ってきちゃいました。

家族の変化1:とにかく娘が宝塚を求める

るろうに剣心のBlu-rayによって、日々の生活がなかなかどうして変わりました。

まず、娘が「タカンマンタカンマン」言うようになり、朝も、保育園帰ってからもるろけんをねだるように。

そうなると、ね、母親としては思うんですよね、

いくら質の高い歌やダンスの宝塚とは言え、1歳児にテレビ画面を長時間見せるのはどうなの?

的な葛藤。

しかし見せないと怒るし・・・。逆に見せると本当に楽しそうにセリフを真似したり踊る真似をしたり。

勿論長時間は良くないと思うので細々観て、親も一緒に観て、一緒に歌って。

テレビを一方的に見せるのではなく親と一緒に楽しむというスタイルでいくことで、ひとまずはいくことにしました。

家族の変化2:家がミュージカル化

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photo credit: 9662 Fully Smiled via photopin (license)
親も一緒に楽しむことにしたので、現在家がミュージカルと化してます。

常にるろけんの歌を口ずさみつつ・・。

夫が剣心のパート歌ってたら、薫のパートを私が歌ってハモります♪( ´▽`)

あと、家にとどまらず、仕事中でもつい歌ってしまいます(笑)

家族の変化3:リアルZUCCA×ZUCA

ZUCCA×ZUCAのネタで、ファンが演目を全部余裕で暗記してるというネタがたまにあって「まじかよ」と思ってましたが、いや、本当に何回も観てたら覚えるね。うん。

特に二幕の歌とセリフには自信有り。(娘が二幕が好きでよく見させられるので)

宝塚ルパンも買ったよ

同じ雪組の公演で、ルパンも買いました。

これも、すごくすごく良いです!
せつなくほろっとし、最後は超爽快!な気分になれる。超超超超超オススメ。

追記

その後、宝塚のDVDは日に日に増えていき、

  • 星逢一夜
  • ベルサイユのばら
  • アル・カポネ

これだけ増えました・・・これからも増えそう^^

本物の公演も観に行きたい

もーるろ剣に至っては全然チケット取れなかったからと言って諦めてしまったことを夫婦で後悔中です。。。「大人の切り札」使えば良かったorzorz

やはりBlu-rayだけではなく、本当の公演も行ってみたいです。

でもまだまだ小さい娘はだいぶ先かな。

追記:「ケイレブハント」観に行けることなりました

なんとか東京公演のチケットが取れて、「ケイレブハント」観に行けることになりました!!!楽しみ!!!!

まとめ

そんな感じの、近況でした。

娘が麗しのジェンヌの道に進むのか、それともZUCCA×ZUCAのような生粋の宝塚オタク道に進むのか、今後を静かに見守りたいと思います。♪( ´▽`)

追記:ちぎみゆコンビの添い遂げ退団発表!!

ちぎみゆコンビ、とうとうというかやはりというか、退団発表が2016年11月、ありましたね。。。。

来年の公演もまだあるけれど、今年の年末も頑張ってチケット取れて本当良かった。

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