生後10ヶ月。どうやら娘は突発性発疹か手足口病になったようでした。
どっちやねん?って感じなのですが、病院の診断で
「おそらく、手足口病ではないかなー??」
と断定的ではない診断結果だったからです。
と言うのも、特に症状が軽い場合は手足口病にしろ突発性発疹にしろ、「対処療法」であるため、そこまでウィルスを特定するような診断は基本的にはしないもののようです。
「これとこれとこの症状がありました~」→「じゃあ、手足口病ですね!」
と言った流れでの診断になるとのことで、素人目だけでは判断できかねることも。
そこで、一般的に言われている手足口病と突発性発疹の症状の特徴や違いをまとめました。
目次
手足口病?突発性発疹?それぞれの症状・違い・特徴
一般的に言われている手足口病と突発性発疹の違いや特徴をあげてみます。
手足口病の症状や特徴
- 38度以上の発熱が2日ほど続き、その後発疹や水疱が出てくる
- 口内や口周り、手足に水疱性の発疹が出る病気
- 膝やお尻にできる場合もある
- 主に夏に流行しやすい
- 主に生後6ヶ月〜4、5歳頃多い
- コクサッキーウイルスA6、A16、A10、エンテロウイルス71(EV71)と呼ばれるウイルスが原因
- 空気中に存在するウイルスを吸い込む飛沫感染、ウイルスに直接触って感染する接触感染、便と共に排出されたウイルスが体内に入り感染する糞口感染がある
- 発熱が多いが約3割の割合で発熱しない手足口病もある
- 感染から数日後に口内や口の周辺、手や足に小さな水疱性発疹が現れる
- 水疱性発疹が現れず重症化するケースもある
- 「不機嫌病」と呼ばれ不機嫌になることが多い
- 特効薬は特になく基本的には対処療法
突発性発疹の症状や特徴
- 高い熱(38〜39度くらい)が3〜4日続き熱が下がると同時におなかや背中に赤い発疹が出る病気
- 体幹部分(胸やお腹、背中など)中心に発疹が現れ全身に広がる
- 季節による流行関連性はないとされている
- 主に生後4ヵ月~1歳頃多い
- ヒトヘルペスウイルス6型または7型
- 手足口病と同様飛沫感染、接触感染が感染ルート。糞口感染はしない。
- 熱が高い割には機嫌が良いが、熱が下がって発疹が広がる頃不機嫌になることが多い
- 特効薬は特に無く基本的には対処療法
手足口病と突発性発疹の違い
一般的に発熱→発疹という流れは一緒のようですが、
- 発熱の具合
- 発疹の形状、場所
などで区別はできそうですね。
しかし!素人目での判断は危険なので、必ず小児科で診察をしてもらいましょう!
娘の症状はどっちの症状?
娘も、手足口病かな?と言った症状が生後10ヵ月の時にありましたが、はっきり言って手足口病か突発性発疹かの判断は難しかったです。
手足口病?突発性発疹?1日目
昼間は平熱。夜中は38度くらいの熱が出ました。機嫌はいたって普通。
手足口病?突発性発疹?2日目
1日目同様昼間平熱、夜中微熱程度。
手足口病?突発性発疹?3日目
1日中平熱。機嫌もよし。
手足口病?突発性発疹?4日目
昼間平熱。この日初めて手に甲に赤いポツポツ(発疹)が現れる。
ちょうど生後10ヵ月検診で一緒に診察していただくと、
「ひょっとしたら手足口病かもしれないですね。でも熱が下がればあまり気にしなくて大丈夫ですよ」とのこと。
しかし!この日の夜に再び38.1度発熱。
手足口病?突発性発疹?5日目
熱はまた下がったものの発疹はどんどん多くなり、手の甲、ひざ、股のあたりに沢山小さい赤いポツポツが現れる。
特に痛がったり痒がったりすることはなし。
手足口病?突発性発疹?6日目以降~
症状が日に日に落ち着いていきました。発熱をぶり返すことも特になし。
経過かさぶた写真
発疹していた時の写真は残していなかったのですが、大分良くなりかさぶたになった時の写真は残してありました。
※苦手な方ご注意ください><
膝の部分。こんな感じでした。
まとめ
というわけで娘の場合
①熱はそこまで高くなかった
②手の甲、ひざ、股部分の発疹。しかし口には発疹なし。
③症状はかなり軽めだった
口や口周りに発疹が見つけられませんでしたが、症状から見てみて「おそらく手足口病」という診断でした。
どちらにしろ対処療法での治療法となりますので症状も軽い場合はそこまで心配しなくても大丈夫ですよ、と小児科の先生はおっしゃっていただき安心しました。
小児はすぐに体調の急変があったり素人目では判断が難しい症状であったりすることが多々ありますので、何かあればすぐに小児専門の病院に診ていただくようにしましょうね。
こんな記事もよく読まれています
子どものスキンケアのお話。手足口病はすっかり治り、通常のスキンケアは赤ちゃんもママも一緒に使えるオールインワンを使っています(^^)かなり快適です♪